次女の雛人形どうする?共有はNG?プロが教える「姉妹の節句」最適解

次女の雛人形どうする?共有はNG?プロが教える「姉妹の節句」最適解 雛人形

こんにちは、成嶋祐介です。二人目の女の子が生まれると必ず直面するのが「雛人形は長女と共有でもいいの?」というお悩み。基本は「一人一飾り」ですが、現代の住宅事情では難しいこともありますよね。今回はプロの視点で、伝統を守りつつ、スペースや予算に合わせた「次女のための賢い選択肢」をご提案します。

なぜ「共有」はNG?お守りとしての意味

優しく微笑む雛人形の顔のアップ。お守りとしての意味を感じさせる温かみのある写真。
伝統的な雛人形の顔のアップ、優しい表情、柔らかな照明、高品質、着物や顔の細部に芸術的な焦点を当て、守りと伝統の感覚を伝える。

まず結論から申し上げますと、雛人形は基本的に「一人一飾り」が望ましいとされています。

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その理由は、雛人形が古来より「形代(かたしろ)」、つまり持ち主の厄災を引き受ける「身代わり」としてのお守りだからです。

神社のお守りを姉妹で共有しないのと同じように、雛人形もその子専用のお守りとして用意するのが本来の姿です。

とはいえ、長女と同じような大きなセットをもう一つ用意するのは、現代の住宅事情では現実的ではないことも多いですよね。

決して「同じサイズを買わなければならない」わけではありません。次からは、現実的な解決策をご紹介します。

場所を取らない!次女におすすめの「立雛」

モダンなインテリアに馴染む、省スペースな立雛(たちびな)と木目込み人形のディスプレイ。
モダンな木製の棚に飾られたスタイリッシュな「立雛」と、その隣にあるコンパクトな「木目込み人形」。ミニマリストな和風インテリア、柔らかな自然光、立雛に焦点を合わせた被写界深度。

スペースを抑えつつ、しっかりと「お守り」を用意したい場合、私が特におすすめしているのが「立雛(たちびな)」やコンパクトな「木目込み人形」です。

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立雛は、座っているお雛様よりも場所を取らず、スタイリッシュに飾れるのが特徴です。また、当社のオリジナルブランド「ひなまり」のような、手のひらサイズの木目込み人形であれば、長女の雛人形の横に並べても圧迫感がありません。

「長女は衣装着人形、次女は木目込み人形」といったように、あえて種類を変えることで、それぞれの個性を楽しむお客様も増えています。

「つるし雛」や「市松人形」という選択肢

色とりどりのちりめんで作られたつるし雛と、伝統的な市松人形の華やかな組み合わせ。
色鮮やかな「つるし雛」と伝統的な「市松人形」の美しいディスプレイ。明るい色、お祝いの雰囲気、詳細な布の質感、前景にある吊るし飾り。

必ずしも「お殿様とお姫様」のペアである必要はありません。古くからの風習として、次女・三女には「つるし雛」や「市松人形」を贈るという文化があります。

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●つるし雛

天井やスタンドから吊るすタイプなので、設置面積は最小限。長女の雛段の両脇に飾ると、全体がより華やかになります。

●市松人形

雛人形を迎える役割や、厄除けの意味があります。着せ替えができるタイプもあり、お子様が成長してからも長く愛せます。

これらはメインの雛人形を引き立てる役割もあるため、姉妹で一緒に飾ったときのバランスが非常に良くなります。

予算を抑えて特別感!「名前旗」の魔法

姉妹それぞれの名前が金糸で刺繍された、華やかな名前旗が並んでいる様子。
並んで立っている2つの刺繍入り名前旗。1つはピンク、1つは赤で、金の刺繍が施されている。背景にはぼやけた雛人形セットが見える。感情的でお祝いのムード。

「どうしても人形を増やすスペースがない」「予算を抑えたい」という場合でも、絶対に用意していただきたいのが「お名前旗」や「お名前木札」です。

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雛人形本体は長女のもの(家の守り神として解釈)としつつ、その脇に姉妹それぞれの名前が入った旗を並べて飾ります。

自分の名前が入ったアイテムがあるだけで、お子様は「これは私のための行事なんだ」と自己肯定感を持つことができます。

最近は刺繍入りや、生年月日の入るモダンなデザインのものも多く、これなら数千円〜2万円で「あなたを大切に思っている」というメッセージを形にできます。

【裏技】長女の飾りを「グレードアップ」する

親王飾りに三人官女を買い足して、豪華な段飾りにグレードアップしている様子。
組み立て中の3段の雛人形。2段目に「三人官女」を追加することに焦点を当てる。人形を優しく置く手。温かい家族の雰囲気、ディスプレイをグレードアップさせる感覚。

最後に、プロならではの少しユニークな提案を。

それは「次女の誕生に合わせて、お道具や人形を買い足し、全体のグレードを上げる」という方法です。

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例えば、長女の時に「親王飾り(二人だけの飾り)」を買ったなら、次女の時には「三人官女」や「五人囃子」だけを買い足して、段飾りにバージョンアップさせるのです。

これなら、形としては「共有」になりますが、家族が増えたことで雛壇も賑やかになるというストーリーが生まれます。

「お姉ちゃんのお雛様に、私が仲間を連れてきたよ」という形にすれば、姉妹の絆も深まる素敵なエンリッチメントになりますよ。

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