端午の節句といえば、元気に泳ぐ鯉のぼり。最近では、「可愛い鯉のぼり」を探しているご家庭も増えていますよね。特に初節句を迎える小さなお子さまには、見た目にも親しみやすいデザインが人気です。
この記事では、節句人形アドバイザーの資格を持つ「人形屋ホンポ」代表・成嶋祐介が、子どもも喜ぶ可愛い鯉のぼりの選び方や、飾り方のアイデアをご紹介します。
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可愛い鯉のぼりが人気の理由
子どもが親しみやすいデザイン
伝統的なリアルな鯉の姿も素敵ですが、小さなお子さまにとっては少し迫力がありすぎることも…。
最近の鯉のぼりは、表情がやさしくデフォルメされていたり、動物やお花などのモチーフと組み合わされていたりして、子どもたちにもぐっと親しみやすいデザインが増えています。
安全性の高い素材が豊富
昔ながらの布や紙に加えて、フェルト・ちりめん・ポリエステルなど、軽くて丈夫な素材が主流に。やわらかい手触りなので、小さなお子さまが手に取って遊んでも安心です。
室内でも気軽に飾れる
近年は住宅事情に合わせ、卓上スタンドや吊り下げ式など省スペース対応の鯉のぼりが人気。
写真映え・SNS映えする
可愛い鯉のぼりは、端午の節句の写真撮影にもぴったり!こどもの成長記録や、家族の思い出づくりにも大活躍しています。
可愛い鯉のぼりの主なタイプ
ぬいぐるみ・マスコット風
ふわふわ素材で作られた、手のひらサイズのミニ鯉のぼり。
棚や窓辺にちょこんと飾るだけで、空間がほっこり優しい雰囲気になります。
- コンパクトなので収納もラクラク
- 兄弟姉妹で1匹ずつ名前を付けるのも楽しいアイデア!
キャラクターコラボデザイン
アニメやゲームのキャラ、動物モチーフの鯉のぼり。
子どもたちが大好きなモチーフで、節句へのワクワク感がアップします。
- 室内用・屋外用どちらも展開あり
- キャラクター好きなご家族へのギフトにも◎
吊り下げ・モビール式
空間をふんわり彩る、吊り下げタイプ。風に揺れる様子が可愛らしく、見ているだけで癒されます。
- 天井フック、カーテンレール、突っ張り棒などに取り付け可能
- 軽量なので賃貸住宅でも飾りやすい
タペストリータイプ
壁にかけるだけで端午の節句ムードを演出できるタペストリー型鯉のぼり。限られたスペースでも飾りやすく、片付けもスムーズです。
- 和モダン、北欧風などインテリアになじむデザイン多数
- 季節のディスプレイにもおすすめ
可愛い鯉のぼりの選び方のポイント
素材で選ぶ
安全性・耐久性・お手入れのしやすさを重視して素材を選びましょう。
- 布製・フェルト製:やさしい手触りで、小さな子にも安心
- ちりめん製:上品な風合いで、長く飾りたい場合に◎
- ビニール製:汚れに強く、屋外やベランダ用に最適
サイズで選ぶ
飾りたい場所や用途に合わせてサイズを選ぶのがポイントです。
- 卓上・吊り下げ用:30cm〜70cm程度
- ベランダ用:1〜2m程度
- 屋外ポール用:2m以上の大型サイズ
デザイン・配色で選ぶ
子どもに好かれるポップなカラーもいいですし、トレンドのナチュラル系やモダンなデザインでインテリアになじませるのも素敵です。
- カラフル系:写真映え・お祝い感重視
- ナチュラル系:インテリアに調和させたい場合に
可愛い鯉のぼりを飾るコツ
飾る時期と場所
4月上旬〜中旬には飾り始めましょう。直射日光や湿気を避けてリビングや玄関、子ども部屋に飾ると長持ちします。
お手入れも忘れずに
布製はホコリを軽く払って、シーズン後は陰干し。乾燥剤を一緒に収納しておくと、来年もきれいな状態で飾れます。
子どもと一緒に飾ろう
柔らかい鯉のぼりなら、小さなお子さまと一緒に飾りつけを楽しめます。節句の思い出作りにもぴったりですね。
▼▼鯉のぼりの飾り方・片付け方の詳細はこちら▼▼

可愛い鯉のぼりの楽しみ方アイデア
SNS映えするディスプレイ
鯉のぼりに加えて、季節の花(菖蒲・カーネーション)や節句モチーフ(兜、金太郎人形)を一緒に飾れば、写真映えするフォトコーナーが完成!
こいのぼりをテーマにした工作
布や画用紙に自由に絵を描いて、世界にひとつだけのオリジナル鯉のぼりを作るのもおすすめ。完成後はお部屋に飾って、お祝い気分を高めましょう!
節句パーティーで盛り上げる
柏餅やちまき、端午の節句らしいメニューを用意して、鯉のぼりを囲んでパーティー。鯉のぼり型クッキーやカップケーキを作るのも楽しい演出になります。
記念撮影を楽しむ
鯉のぼりを背景に、毎年恒例の「節句フォト」を撮るのも素敵な家族イベント。子どもの成長を年ごとに記録できます。
まとめ|可愛い鯉のぼりで家族の思い出づくりを
鯉のぼりには、子どもの健やかな成長や幸せを願う気持ちが込められています。
最近は、可愛らしく親しみやすいデザインが増え、室内でも手軽に飾れる鯉のぼりがたくさん登場していますね。お子さまと一緒に飾ったり、手作りにチャレンジしたりと、節句行事を家族で楽しむ機会にもつながります。
ぜひご家庭にぴったりの「可愛い鯉のぼり」を見つけて、思い出に残る端午の節句を迎えてくださいね。


