かわいい子供大将で祝う!選び方と人気の理由を解説

子供大将 五月人形

「子供大将(こどもたいしょう)」は、鎧兜をまとった武者姿ながら、童子の愛らしさを取り入れた人気の五月人形です。

戦国武将のような凛々しさと、子どもらしい柔らかさを併せ持つ子供大将は、初節句を迎えるご家庭にぴったり。

この記事では、節句人形アドバイザーの資格を持つ「人形屋ホンポ」代表・成嶋祐介が、その魅力や選び方、飾り方のポイントまでをやさしく解説します。
▶︎成嶋祐介のプロフィールはこちら

子供大将とは?かわいらしい武者人形

子供大将とは、童子(子ども)の姿に鎧兜を着せた、武者人形の一種です。戦国武将のような大人の人形とは異なり、子ども自身が“主役”となった節句飾りで、家庭的で親しみやすい雰囲気が特徴です。

端午の節句は、男の子の健康と成長を願う行事。そこに守りの象徴である鎧兜と、子どもの愛らしさが合わさった子供大将は、家族の願いをかたちにした存在といえます。

子供大将は、“かわいらしさ”と“たくましさ”を両立した、現代の住まいや価値観にもフィットする節句飾りです。

子供大将が人気の理由

童子の表情がやさしく親しみやすい

ほっぺがぷっくりした造形や大きな目、にっこりとした表情など、子どもらしいあどけなさが魅力わが子の姿に重ねやすいことから、共感を得て人気を集めています。

「兜+子ども」のギャップが微笑ましい

子どもの姿でありながら勇ましい鎧をまとっている姿には、“かわいさ”と“強さ”の両方が表現されています。写真映えもよく、家族の記念にもなります。

飾りやすくて安全性も高い

ケース入りやコンパクトタイプが多く、スペースを取らずに飾れるのも魅力。鋭い金具を使わないデザインも増えており、小さなお子さまがいるご家庭でも安心です。

初節句を迎えるご家庭にとって、「扱いやすさ」「親しみやすさ」「記念に残る見た目」の三拍子がそろったのが子供大将です。

子供大将人形の種類

リアル系の本格派

武者姿を忠実に再現しつつ、童子の輪郭を取り入れた精巧な造り。本物志向の方や、伝統工芸を重んじるご家庭に人気です。

五月人形 子供大将

【おすすめ子供大将】勇ましさと可愛らしさの両立

有名工房が手掛ける、子供大将飾りです。随所にあしらわれた、精緻な金細工がポイントです。

創作・デフォルメタイプ

ぷっくりした顔や丸みのあるフォルムなど、より現代的な親しみやすさを重視した人形。インテリアにもなじみやすく、かわいらしさを求めるご家庭におすすめです。

五月人形 子供大将

【おすすめ子供大将】優しい表情がポイント

可愛らしいお人形と菖蒲の脇飾りを配した鎧着大将飾りです。

有名武将をモデルにした子供大将

伊達政宗や上杉謙信など、有名武将の兜や家紋をモチーフにしながらも、童子姿にアレンジされたデザイン。戦国好きのパパにも人気です。

五月人形 子供大将

【おすすめ子供大将】上杉謙信の兜を纏った子供大将

軍配を手にマントを翻す!本物志向の方も大満足できる本格鎧兜。

子供大将の選び方と飾り方のポイント

飾る場所・スペースに合わせる

子供大将は、サイズや飾り方のバリエーションが豊富なので、まずは飾る場所をイメージすることが大切です。

たとえば、リビングや玄関などの限られたスペースに飾る場合は、ケース入りのコンパクトタイプがおすすめ。人形や小物がセットになっていて、ほこりも入りにくく、お手入れもラクです。
▶ 子供大将のケース飾りを見る

一方、自由にレイアウトを楽しみたい方は、平飾りタイプがぴったり。台座の上に屏風や弓太刀などを並べて、自分らしい飾り方ができます。スペースに少しゆとりがあるご家庭なら、より華やかな演出ができますよ。
▶ 子供大将の平飾りを見る

最近は「子供大将 ケース入り」や「子供大将 コンパクト」で探す方も増えており、マンション住まいや共働き家庭でも扱いやすい商品が人気です。

デザインや価格帯から選ぶ

子供大将の人形は、職人の手仕事によるものが多く、デザインや表情にそれぞれ個性があります。

たとえば、丸みのある顔立ちやにっこり笑顔の“かわいい系”は、親しみやすくナチュラルなインテリアにもなじみます。一方で、リアルな鎧や精巧な造形を再現した“本格派”は、伝統を重んじたい方や祖父母からの贈り物にも人気です。

価格帯は3万円台から10万円以上まで幅広く、セット内容や素材、手作業の度合いによって異なります。予算に応じて、飾る場所・保管方法も含めて無理のない範囲で選ぶのがポイントです。

飾る時期とお手入れ方法

子供大将を飾り始める時期は、4月上旬から中旬ごろが一般的です。少し早めに出すことで、節句までの準備に余裕が持てるほか、写真撮影や家族の時間もゆったり楽しめます。

飾る場所は、直射日光や湿気の多い場所を避けるのがポイント。できるだけ風通しがよく、家族の目に入りやすい場所に飾ると、お祝いの雰囲気もより深まります。

お手入れの際は、柔らかい布でホコリをやさしく払い、収納時には乾燥剤や防虫剤を一緒に保管すると安心。年に一度の行事だからこそ、丁寧に扱って長く大切にしていきたいですね。

飾るスペースや好みのデザイン、使いやすさを基準に選ぶことで、子供大将は「家族らしい節句飾り」として長く愛される存在になります。

節句を楽しむ子供大将の飾り方アイデア

子どもと一緒に飾る

子どもと同じ姿をした人形だからこそ、興味を持ちやすく、自分ごととして節句を体験できます。

記念撮影やSNSで思い出づくり

ぬいぐるみタイプや布製の子供大将なら、鯉のぼりや季節の花と一緒に飾って写真映えもばっちり。

家族団らんの雰囲気づくりにも

柏餅やちまきなどの行事食とともに、子供大将が見守る中でお祝いの時間を楽しめば、節句の思い出がさらに深まります。

まとめ|子供大将が伝える家族の想い

子供大将は、子どもらしいあどけなさと武者のたくましさをあわせ持った、心あたたまる五月人形です。

初節句を迎えるご家庭にとって、大切な一日を彩る節句飾りとして、子供大将はやさしく、そして力強くお子さまの成長を見守ってくれるでしょう。

わが子の笑顔とともに、かわいくて頼もしい子供大将が、家族の思い出に寄り添ってくれます。

▶ 子供大将の商品一覧を見る

子供大将が気になった方は、同じ五月人形の仲間である「武者人形」についても、ぜひチェックしてみてください。

武者人形とは?兜や鎧との違いや選び方の基本ガイド
武者人形の意味や由来、鎧・武将との違い、初節句で選ばれる理由や飾り方、おすすめタイプをやさしくご紹介します。
タイトルとURLをコピーしました